アイデンティーの確立
社会の中のマイノリティーとして学ぶことにより、青年期の課題とされるアイデンティーが確立され、自分は何者で、どこへ向かうべきかを学ぶことができます。また、自国の言葉と歴史、文化を学ぶことにより、民族的素養と自尊心を育てることができます。
国際人・トライリンガルとしての素養
母国語を軸に民族文化に精通することは真の国際人であるがための必須条件であります。また、幼少期より朝鮮語・日本語・英語を学んできた環境は、多言語取得能力を向上させ、三ヶ国語を駆使するトライリンガルの基礎が確立されます。
コミュニケーション能力の向上
青少年育成問題や教育の荒廃が指摘されて久しい現代社会において、本校生徒たちは<One for all,all for one>の伝統的な校風のもと、日々友情を深め合いながら学校生活をのびのびと送っています。集団主義をモットーとしたレクリエーションや課外活動を通じ、助け合うことの大切さ、友達や集団を思いやる気持ちを学ぶことができます。
ネットワーク
在日コリアンの固い絆で結ばれたネットワークは、卒業後の長い人生において、かけがえのない財産となります。また、日本社会や国際社会で活躍していく上でも、非常に有益なグラウンドにもなります。